ハフモデル分析ツール for ArcGIS Pro
ハフモデル分析ツールは、商圏分析によく使われるハフモデルについて、ArcGIS Pro上で一括して処理できるようにしたツールです。下記からダウンロード(右クリックして保存)できます。詳細については下記のとおりですが、授業用に作成したものであるため、予期せぬ動作をしてしまったり、別のデータでは不具合が生じてしまったり、ということがあるかもしれません。不具合についてはご一報いただければ対応することも考えますが、基本的には自己責任でご利用ください。本ツールの著作権は桐村が有します。ハフモデルの解説についてはこちらなどをご覧ください。
ArcGIS Proで使用する手順
- ダウンロードしたファイルを、任意の場所に配置します。ArcGIS Proのプロジェクトファイルがあるフォルダーに置くとアクセスがしやすいでしょう。
- ArcGIS Proを起動し、カタログから先ほど配置したフォルダーを開きます。
- huffmodel.pytを探し、ダブルクリックすると、「ハフモデル分析」が表示されますので、それをダブルクリックして起動します。
パラメーターの解説
- 店舗レイヤー(ポイント)
店舗を示すポイントデータを選んでください。
- 魅力度フィールド
店舗レイヤーに含まれる魅力度を示すフィールドを選んでください。
- 需要レイヤー(ポイント)
人口などの需要を表すポイントデータを選んでください。ポイントデータがない場合は、フィーチャ→ポイント(Feature To Point)などで変換しておきましょう。
- 集計フィールド
需要レイヤーにある、需要として集計する、人口などのフィールドを選んでください。
- 距離抵抗
1.0~2.0の任意の値を入れてください。距離抵抗とは、距離の何乗なのかを示す数値です。特に決めていなければデフォルトのままにしましょう。
- 検索半径
メートル単位の検索半径を設定します。ここで指定した範囲まで解析されますので、もし距離について特に問わない(制限しない)のであれば、分析に用いるデータがすべて入ってしまうような半径を指定してください。
- 出力テーブル
結果はテーブルとして出力されますので出力先を指定してください。
ダウンロードはこちらから
ハフモデル分析ツール 拡張子がpytのPythonツールボックス形式です。右クリックして保存してください。
2021.03.29公開